【同族】┣╋┫┗╋╋┫【嫌悪】

 万人に向けた扱い易い3段変速や4段変速のMT車=ベーシックMT車。好事家に向けた煩わしい5段変速や6段変速のMT車=プレミアムMT車。郵便配達などの業務に向けた二輪の半自動MT車が何故に3段変速や4段変速を堅持なのか、更には、旅客輸送などの業務に向けた乗用車が何故に3段変速や4段変速のMT車が主流だったのかを考えると分かる話。今時のMT車=賭博や酒やタバコ等と同様の嗜好や道楽の部類ゆえに「普通に操りたいだけなのに、どうして5段変速や6段変速も必要なの?」と疑問を抱いて正気。自動車メディア業界の輩が狂気。

【AE86/変速比(3.5速化)】

AE86/フロアシフト・OD付5段MT車(1600GT-APEX)

回転数(rpm)=8000回転で計算。

最終減速比(ファイナルギヤ)=4.300:1(後期型)

駆動輪=185/60R14

第1速(1st)=3.587:1

((((8000×60)÷3.587)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=56.4700877213233km/h

((((8000×60)÷56.4700877213233)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=3.587

(1-(56.4700877213233-56.4700877213233)÷(56.4700877213233-0))=1.00速

(2-(100.177153638173-56.4700877213233)÷(100.177153638173-56.4700877213233))=1.00速

(1E68÷3.587×(0-(1E68-3.587)×(0-1÷(1E68÷3.587))÷(1E68-3.587)))=1.00速

(3.587÷3.587×(1-(3.587-3.587)×(1-2÷(3.587÷2.022))÷(3.587-2.022)))=1.00速

第2速(2nd)=2.022:1

((((8000×60)÷2.022)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=100.177153638173km/h

((((8000×60)÷100.177153638173)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=2.022

(2-(100.177153638173-100.177153638173)÷(100.177153638173-56.4700877213233))=2.00速

(3-(146.357084289297-100.177153638173)÷(146.357084289297-100.177153638173))=2.00速

(3.587÷2.022×(1-(3.587-2.022)×(1-2÷(3.587÷2.022))÷(3.587-2.022)))=2.00速

(2.022÷2.022×(2-(2.022-2.022)×(2-3÷(2.022÷1.384))÷(2.022-1.384)))=2.00速

第3速(3rd)=1.384:1

((((8000×60)÷1.384)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=146.357084289297km/h

((((8000×60)÷146.357084289297)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=1.384

(3-(146.357084289297-146.357084289297)÷(146.357084289297-100.177153638173))=3.00速

(4-(202.558204656387-146.357084289297)÷(202.558204656387-146.357084289297))=3.00速

(2.022÷1.384×(2-(2.022-1.384)×(2-3÷(2.022÷1.384))÷(2.022-1.384)))=3.00速

(1.384÷1.384×(3-(1.384-1.384)×(3-4÷(1.384÷1.000))÷(1.384-1.000)))=3.00速

通称3.5速(社外品)=1.195:1

((((8000×60)÷1.195)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=169.504773771035km/h

(4-(202.558204656387-169.504773771035)÷(202.558204656387-146.357084289297))=3.41速

(1.384÷1.195×(3-(1.384-1.195)×(3-4÷(1.384÷1.000))÷(1.384-1.000)))=3.41速

 尚、市場に流通の通称「3.5速ギヤ」には「1.195」と「1.157」との2ケの変速比が設定とのことで、従って「1.195」の段位を「(3-(1.195-1.384)÷(1.384-1.000))=3.49速」と見做す計算も在り、即ち「3速の最高速度とトップギヤの最高速度との中間の」を指すのか、又は「3速の変速比とトップギヤとの中間の変」を指すのか、何をもって「3.5」と定めるのかで差異が生じる。

第3.5速(架空)=(1.384×1.000)÷((1.384+1.000)÷2):1

((((8000×60)÷1.161)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=174.457644472842km/h

((((8000×60)÷174.457644472842)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=1.161

(4-(202.558204656387-174.457644472842)÷(202.558204656387-146.357084289297))=3.50速

(1.384÷1.161×(3-(1.384-1.161)×(3-4÷(1.384÷1.000))÷(1.384-1.000)))=3.50速

 尚「(1.384+1.000)÷2=1.192」で「1.384÷1.161=1.192」ゆえに、従って「1.192」の段位を「(3-(1.192-1.384)÷(1.384-1.000))=3.50速」と見做す計算も在り、即ち「3速の最高速度とトップギヤの最高速度との中間の」を指すのか、又は「3速の変速比とトップギヤとの中間の変」を指すのか、何をもって「3.5」と定めるのかで差異が生じる。

通称3.5速(社外品)=1.157:1

((((8000×60)÷1.157)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=175.071914136894km/h

((((8000×60)÷175.071914136894)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=1.157

(4-(202.558204656387-175.071914136894)÷(202.558204656387-146.357084289297))=3.51速

(1.384÷1.157×(3-(1.384-1.157)×(3-4÷(1.384÷1.000))÷(1.384-1.000)))=3.51速

 尚、市場に流通の通称「3.5速ギヤ」には「1.195」と「1.157」との2ケの変速比が設定とのことで、従って「1.157」の段位を「(3-(1.157-1.384)÷(1.384-1.000))=3.59速」と見做す計算も在り、即ち「3速の最高速度とトップギヤの最高速度との中間の」を指すのか、又は「3速の変速比とトップギヤとの中間の変」を指すのか、何をもって「3.5」と定めるのかで差異が生じる。

第4速(Top)=1.000:1

((((8000×60)÷1.000)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=202.558204656387km/h

((((8000×60)÷202.558204656387)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=1.000

(4-(202.558204656387-202.558204656387)÷(202.558204656387-146.357084289297))=4.00速

(5-(235.259238857592-202.558204656387)÷(235.259238857592-202.558204656387))=4.00速

(1.384÷1.000×(3-(1.384-1.000)×(3-4÷(1.384÷1.000))÷(1.384-1.000)))=4.00速

(1.000÷1.000×(4-(1.000-1.000)×(4-5÷(1.000÷0.861))÷(1.000-0.861)))=4.00速

第5速(O/D)=0.861:1

((((8000×60)÷0.861)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=235.259238857592km/h

((((8000×60)÷235.259238857592)÷4.300)×(((18.5×60%)×2)+(2.54×14))×π)÷100000=0.861

(5-(235.259238857592-235.259238857592)÷(235.259238857592-202.558204656387))=5.00速

(1.000÷0.861×(4-(1.000-0.861)×(4-5÷(1.000÷0.861))÷(1.000-0.861)))=5.00速

 尚、興味深いことに 「1÷0.861=1.161」ゆえに、即ち、5速の変速比の逆数が「3速の最高速度とトップギヤの最高速度との中間の」を指す「3.5」の変速比。

(ODの領域に些か侵食の4速(4.21速)の適正化案?(4.300÷4.111)&(3.900÷3.727))

(1速)前期型=3.587×4.100 A1案=3.587×4.100 A2案=3.587×4.100 B案=3.428×4.300

(2速)前期型=2.022×4.100 A1案=2.022×4.100 A2案=2.022×4.100 B案=1.932×4.300

(3速)前期型=1.384×4.100 A1案=1.384×4.100 A2案=1.384×4.100 B案=1.323×4.300

(4速)前期型=1.000×4.100 A1案=1.046×4.100 A2案=1.046×4.100 B案=1.000×4.300

(OD)前期型=0.861×4.100 A1案=0.861×4.100 A2案=0.839×4.100 B案=0.823×4.300

 即ち「(1.384÷1.192)×(3-(((1.384-1.192)×(3-(4÷(1.384÷1.046))))÷(1.384-1.046)))=3.50速」と成る一方で「(1.046÷(1.000×3.727÷3.900))×(4-(((1.046-(1.000×3.727÷3.900))×(4-(5÷(1.046÷0.861))))÷(1.046-0.861)))=4.44速」と成る。

 A#案が理想と云えども、4速がトップギヤ(直結ギヤ)の所謂「ダイレクトドライブ」の都合
で変速比の変更の自体が不可能ゆえに、最終減速比(ファイナルギヤ)を含めたB案が現実的。

 尚、AE86の前期型においては、発注の際に最終減速比を「4.300」又は「4.100」
の何れかから選択とのこと。

 尚、血縁たるTA22の最終減速比は、4段MT車が「3.900」を採用の一方で、OD付5
段MT車が「4.111」を採用で、TA42の4段MT車が「3.727」を採用とのこと。

(ODの領域に些か侵食の4速(4.22速)の適正化案?(4.300÷4.100)&(4.100÷3.909))

(1速)後期型=3.587×4.300 A1案=3.587×4.300 A2案=3.587×4.300 B案=3.420×4.556

(2速)後期型=2.022×4.300 A1案=2.022×4.300 A2案=2.022×4.300 B案=1.928×4.556

(3速)後期型=1.384×4.300 A1案=1.384×4.300 A2案=1.384×4.300 B案=1.320×4.556

(4速)後期型=1.000×4.300 A1案=1.049×4.300 A2案=1.049×4.300 B案=1.000×4.556

(OD)後期型=0.861×4.300 A1案=0.861×4.300 A2案=0.903×4.300 B案=0.821×4.556

 即ち「(1.384÷1.195)×(3-(((1.384-1.195)×(3-(4÷(1.384÷1.049))))÷(1.384-1.049)))=3.50速」と成る一方で「(1.049÷(1.000×4.100÷4.300))×(4-(((1.049-(1.000×4.100÷4.300))×(4-(5÷(1.049÷0.861))))÷(1.049-0.861)))=4.46速」と成る。

 A#案が理想と云えども、4速がトップギヤ(直結ギヤ)の所謂「ダイレクトドライブ」の都合で変速比の変更の自体が不可能ゆえに、最終減速比(ファイナルギヤ)を含めたB案が現実的。

 尚、AE86の前期型においては、発注の際に最終減速比を「4.300」又は「4.100」の何れかから選択とのこと。

(ODの領域に些か侵食の4速(4.24速)の適正化案?(4.111÷3.900))&(4.100÷3.889

(1速)後期型=3.587×4.300 A1案=3.587×4.300 A2案=3.587×4.300 B案=3.403×4.556

(2速)後期型=2.022×4.300 A1案=2.022×4.300 A2案=2.022×4.300 B案=1.918×4.556

(3速)後期型=1.384×4.300 A1案=1.384×4.300 A2案=1.384×4.300 B案=1.313×4.556

(4速)後期型=1.000×4.300 A1案=1.054×4.300 A2案=1.054×4.300 B案=1.000×4.556

(OD)後期型=0.861×4.300 A1案=0.861×4.300 A2案=0.908×4.300 B案=0.817×4.556

 即ち「(1.384÷1.195)×(3-(((1.384-1.195)×(3-(4÷(1.384÷1.054))))÷(1.384-1.054)))=3.51速」と成る一方で「(1.054÷(1.000×3.900÷4.111))×(4-(((1.054-(1.000×3.900÷4.111))×(4-(5÷(1.054÷0.861))))÷(1.054-0.861)))=4.50速」と成る。

 A#案が理想と云えども、4速がトップギヤ(直結ギヤ)の所謂「ダイレクトドライブ」の都合で変速比の変更の自体が不可能ゆえに、最終減速比(ファイナルギヤ)を含めたB案が現実的。

 尚、血縁たるTA12においては、3段MT車と4段MT車とOD付5段MT車とを設定で、最終減速比は、3段MT車とOD付5段MT車とが「4.111」を採用の一方で、4段MT車が相対的にハイギヤード化と云える「3.900」を採用とのこと。

(ODの領域に些か侵食の4速(4.30速)の適正化案?(3.587÷3.337))

(1速)後期型=3.587×4.300 A1案=3.587×4.300 A2案=3.587×4.300 B案=3.337×4.625

(2速)後期型=2.022×4.300 A1案=2.022×4.300 A2案=2.022×4.300 B案=1.881×4.625

(3速)後期型=1.384×4.300 A1案=1.384×4.300 A2案=1.384×4.300 B案=1.288×4.625

(4速)後期型=1.000×4.300 A1案=1.075×4.300 A2案=1.075×4.300 B案=1.000×4.625

(OD)後期型=0.861×4.300 A1案=0.861×4.300 A2案=0.926×4.300 B案=0.801×4.625

 即ち「(1.384÷1.195)×(3-(((1.384-1.195)×(3-(4÷(1.384÷1.075))))÷(1.384-1.075)))=3.55速」と成る一方で「(1.075÷(1.000×4.100÷4.300))×(4-(((1.075-(1.000×4.100÷4.300))×(4-(5÷(1.075÷0.861))))÷(1.075-0.861)))=4.51速」と成る。

 A#案が理想と云えども、4速がトップギヤ(直結ギヤ)の所謂「ダイレクトドライブ」の都合で変速比の変更の自体が不可能ゆえに、最終減速比(ファイナルギヤ)を含めたB案が現実的。

 尚、血縁たるTA10やTA12に設定の3段MT車における1速の変速比と変速比幅(レシオカバレッジ)とは「3.337」とのことで、従って「3.587÷3.337=1.075」で、興味深いことに「(1.384÷1.075)×(3-(((1.384-1.075)×(3-(4÷(1.384÷1.000))))÷(1.384-1.000)))=3.75速」と成る。

 即ち、市場に流通の通称「3.5速ギヤ」には「1.195」と「1.157」との2ケの変速比が設定とのことで、従って「1.195」は「本来のトップギヤ(1.062~1.046)」の場合の「3.5速」と見做せる一方で「1.157」は、車重の増加や商用車への転用を踏まえて些かの余裕を持たせた「現実のトップギヤ(1.000)」の場合の「3.5速」と見做せる。

 文献に依れば、所謂「クロスレシオ」における「クロス」の綴りは「Close」で、この単語には、動詞と形容詞とが在り、即ち「接近」の意味の動詞においては「クローズ」と濁り、もう一方の「密集」の意味の形容詞においては「クロース」と濁らぬので、従って「クローズドレシオ」又は「クロースレシオ」の表記が適切とのこと。


《ENG-Sub》ドリキンAE86 3.5速クロスMTテスト!!【Best MOTORing】

 大元を辿れば、1970年代の「4.3速ギヤ(トップギヤ兼プチODギヤ)」的な些かの余裕を持たせた設定の4段MT車のギヤBOXが下地のOD付5段MT化ゆえに、従って、吊るしの1速~3速の変速比を据え置きつつも、廃したODの後釜に通称「3.5速ギヤ」を据えてトップギヤの受け持ちたる中高速域での加速能力と減速能力との向上に寄与の「3.5速(サイドウェイ)パターンの直結5速化」を用いると、歪なシフト捌きを強いられるシフトパターンと化すのが特徴の一方で、吊るしの1速~3速&ODの変速比を全て変更の「フルクロースレシオの直結5速化」においては、先述の「3.5速パターンの直結5速化」の他にも、廃したODの後釜に1速を移設の「変則ドッグレッグ(バックレッグ)パターンの直結5速化」なる奇策も考えられ、こちらも歪なシフト捌きを強いられるシフトパターンと化すと云えども、走り出してさえしまえば、左列⇔中列の2列のシフトゲートのみで大概のシフト捌き(2速⇔3速⇔4速⇔5速)が済む利点が在る。

 即ち「3.5速パターンの直結5速化」や「フルクロースレシオの直結5速化」は、トップギヤがハイエンドギヤに繰り上げゆえに、廃したODが稼いでいた最高速度や経済性や静粛性を喪失。

 尚、AE86のギヤBOXが「変則ドッグレッグパターンの直結5速化」や「変則ドッグレッグパターンのOD付5段MT化」に対応か否か不明。

 尚「ドッグレッグパターン」も「変則ドッグレッグパターン」も一般的な2輪のMT車(オートバイ)における「1速⇔N⇔2速⇔3速⇔4速⇔5速」のシーケンシャルパターンのように、1速⇔2速のギヤチェンジの際には、必ずニュートラルポジションを通過。


Bakonyi kocsizás Patrikkal - Lada 2107


Bernáth Balázs - Molnár Ádám Lada 2107 Meszes - Rakaca 4/4 


Fábián Donát - Bencsik István 2015 Vác Rally, Gy.3. Gombás-Sejce

  尚、欧州では、ロシア製のLADA・2107を対象に「変則ドッグレッグパターン」を用いた「DOGBOX(ストレートカットギヤ)」なるチューニングパーツが流通とのこと。

以上。